□ 腰痛の種類とリハビリ④伸展型腰痛
腰痛に悩んでいる方の中には、
椅子から立ち上がる時腰を伸ばして立ち上がれず、
椅子から立ち上がる時腰を伸ばして立ち上がれず、
立ち上がった後も体をL字にしたまま、徐々に戻さないと痛いという方がいます。
この腰を伸ばす姿のことを「伸展」と言い、
本来は背中から腰の筋肉の緊張をほぐすのに有効です。
ではなぜこの動作の際腰に痛みが走るのでしょうか?
この腰を伸ばす姿のことを「伸展」と言い、
本来は背中から腰の筋肉の緊張をほぐすのに有効です。
ではなぜこの動作の際腰に痛みが走るのでしょうか?
今回はこの「伸展型腰痛」の症状と対処法を御紹介しています。
□ 伸展型腰痛の諸症状
まず、背筋を伸ばすという動作は
骨盤に直角に背骨が繋がっている状態で
全身の筋肉を弓なりにそらす動作です。
この時背骨に接続している骨盤も通常ならそれた方向に傾き、
筋肉の動きを助けます。しかし、伸展型腰痛の方は骨盤が傾かず、
背骨だけが傾斜するので背骨と骨盤の接続部分に負担が生じてしまいます。
これにより、腰椎に負担がかかることが習慣化して腰痛が発症します。
骨盤が後ろに反れない理由として、
背筋をそらす時に利用する股関節の前側の筋肉の柔軟性が
失われていることが挙げられています。
骨盤に直角に背骨が繋がっている状態で
全身の筋肉を弓なりにそらす動作です。
この時背骨に接続している骨盤も通常ならそれた方向に傾き、
筋肉の動きを助けます。しかし、伸展型腰痛の方は骨盤が傾かず、
背骨だけが傾斜するので背骨と骨盤の接続部分に負担が生じてしまいます。
これにより、腰椎に負担がかかることが習慣化して腰痛が発症します。
骨盤が後ろに反れない理由として、
背筋をそらす時に利用する股関節の前側の筋肉の柔軟性が
失われていることが挙げられています。
□ 伸展型腰痛に対応した運動療法
伸展型腰痛の一般的な対処法は問題である
股関節の筋肉に柔軟性を持たせるような
ストレッチやマッサージを施す対処療法が基本です。
股関節の筋肉に柔軟性を持たせるような
ストレッチやマッサージを施す対処療法が基本です。
では、運動療法ではどのような方法が有効なのでしょうか。
□ 伸展型腰痛に対応した運動療法
① 骨盤の後傾に関連する筋肉をストレッチ
② 腹筋を強くして、腰椎の強度な前弯(ぜんわん)を防ぐ
③ 腹筋を緊張させて股関節を伸ばして立ち上がる動きを覚える。
□ 「骨盤の後傾に関連する筋肉をストレッチ」
「骨盤の後傾に関連する筋肉をストレッチ」とは
具体的にはラジオ体操の右足と左足を前後に
開いて行う体操のことを言います。
この他にも足を抱えて太ももから
股関節の筋肉を鍛える方法もあります。
このふたつのストレッチが物理的に可能な場合は、
未完成なブリッジの姿勢になってみましょう。
次に「腹筋を強くして、腰椎の強度な前弯(ぜんわん)を防ぐ」動きとは
前の段階で試したブリッジの動きを完成形に近づけるストレッチを言います。
この時腕は立てずに足裏だけで下半身
(可能なら背中の中ほどまで)を床から離すと良いでしょう。
前の段階で試したブリッジの動きを完成形に近づけるストレッチを言います。
この時腕は立てずに足裏だけで下半身
(可能なら背中の中ほどまで)を床から離すと良いでしょう。