□人生100年時代!「健康」寿命をのばそう!

□人生100年時代!「健康」寿命をのばそう!
 
健康寿命という言葉はご存じですか?

平均寿命は生まれてから死ぬまでの寿命を言いますが、
健康寿命は「その人が健康に過ごせる期間」を表す寿命のこと。
健康に過ごせる期間というのをもう少し具体的に言うと、

「日常生活で制限なく過ごせる期間」というふうに定義されています。

 
 
 
 
日本人は寿命が尽きる前の9~13年間「要介護」となる人が多いという現実
 
実は、日本は世界中でいちばん「健康」寿命が長い国です。素晴らしいですね。
でも平均寿命と比べてみると、
男性は約9年、女性では約13年、健康寿命との間に開きがあります。
それはつまり、死ぬまでのその期間は一人で日常生活が送れない、
介護が必要となる期間でもあります。
せっかく100歳まで生きるなら、100歳の寿命を
まっとうするまでなるべく健康でいたいですよね。
そこで大切なのが、健康寿命をのばすこと。
 
 
 
 
 
平均寿命とともに健康寿命をのばすには「習慣」がカギといえます
 
健康寿命をのばすには「コレが効く!」と言えるような劇的な方法はありません。
日常の食事や運動に気を配ったり、
毎年の健康診断を受けたり、そうした小さな積み重ねが必要です。
実際に長寿で健康に暮らしている人の暮らしを調査してみると、
健康寿命の長い人がしている「共通の習慣」が見つかっているそうです。
 
その習慣とは、
「腹八分目」「日本人に合った食生活」
「有酸素運動」「前向きな気持ちでいること」とあります。
 
 
 
 
お腹いっぱい食べる=内臓脂肪がたまる=病気になりやすい体に
 
毎食をお腹いっぱい食べるのは気持ちの良いものではありますが、
本来摂るべき栄養は腹八分目で充分足りています。
余分な「腹二分」はそのまま内臓脂肪に代わり、
内臓脂肪は万病のモトとなって健康な体を遠ざけてしまいます。
ご飯を食べるときは、
「本当にこの量を食べるだけ空いているのだろうか?」
と考えてみるだけで、摂取量が抑えられると思います。
 
 
 
 
 
季節の野菜、魚。日本人の体には日本食が合うのです
 
日本で健康長寿をまっとうされた人の食事生活を見てみると、
魚を好んで食べていたことが分かりました。
魚に豊富に含まれているDHAやEPAが
中性脂肪を減らしつきにくくするというのは多くの方がご存じでしょうが、
介護が必要となった原因の第一位が男女ともに「骨折・転倒」であることから、
魚からとれるカルシウムもたいへん重要です。
カルシウムは緑黄色野菜や大豆、海藻といった食品からも摂取することができます。
季節の野菜は栄養が豊富で、
体調を崩しがちな季節の変わり目にはピッタリの食事です。
そうした季節のものや魚中心の日本食を多く取り入れることで、

栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

 

 
 
 
有酸素運動は生活習慣病を防ぐ・改善してくれます
 
双子長寿でご高名のきんさん・ぎんさんのぎんさんは、毎日の散歩が日課で、
家の中でも「自分のことは自分で」のマイルールのもと、よく体を動かしていたそうです。
ランニングや水泳を習慣づけている人の中で健康長寿の方は多く、
それは有酸素運動が内臓脂肪を減らし、
生活習慣病を予防し、老化の原因となる体の
「糖化」を防いでいるからだと言われています。
 
有酸素運動といっても、特別がんばって、無理をして運動をしないといけないわけではありません。
ランニングではなくても、ウォーキング、散歩、家の中での体操、
ご自身で気持ち良いと思える範囲でかまわないのです。
キツい運動をこなすよりも、
無理のない範囲で長期間コツコツ続けていく方が健康に良いとされています。
 
ときにテレビ番組で見るような筋力トレーニングも有酸素運動として効果的です。
しかし、慣れない人がいきなり筋トレを行うと
筋肉を傷めることもよくありますので、
できれば安全に気を付けられる運動が良いかもしれませんね。
 
 
 
前向きな気持ちは人との関わり合いから生まれます
 
「将来に不安はない」「毎日おおらかな気持ちで過ごせている」「夢や希望がある」。
これらはとある調査で長寿の人に取ったアンケート結果の一部です。
8割もの人がこのように「毎日楽しく不安なく過ごしている」ことが分かっています。
 
反対に孤独感を持っている人のうつ病率・死亡率は
そうではない人のおよそ2倍であるという調査結果があります。
こうした結果を見ると、人と関わる習慣を持つことで、
前向きな気持ちを保て、健康を保てるということが分かりますね。
 
 
 
意外とむずかしい「習慣化」。一人でやらずに一緒にやってみましょう
 
行動だけを見ると簡単です。食生活に気を付ける。早寝早起きをする。
適度な散歩や体操など運動を行う。家にこもらず外に出かける。
でもいざ続けようとすると、
毎日、何年も行うのはなかなか難しいものがあります。
大切なのは健康寿命をのばすための行動の「習慣化」ですが、
ではどうすればその習慣化がかなうのでしょうか。
 
一人で生活を見直してみても、
「これは後回しにしよう」「今日はしなくていいや」
といけない甘えが出たときに、それを阻止する「ストップ役」の人がいません。
家族の人にそれを頼んでもいいと思います。
同居の人がいない、または家族に頼れないという人は、
地域の体操教室やデイサービスなどを利用するのもいいと思います。
何かに属すると、自然に人と触れ合えますし、「さぼる」ことが減ります。
 
当院でも、介護予防として機能運動のサービスをおこなっています。
興味がありましたらぜひ一度ご連絡ください。